対処法は? Googleアドセンスの広告配信制限について

ブログに役立つプチ知識
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本日もLibelulaBlogにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

ある日、Googleアドセンスをチェックしていると、
とある表示が出ていることに気が付きました。

Googleアドセンス 広告表示制限

ブログサイトをお持ちの方であれば
誰しも経験のあることだそうですが、
初めてのことで「え!?」と戸惑ってしまいました。

これはいかん!と
何か対処法がないか調べてみました。

私と同じようにお困りの方の参考になると幸いです。

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「無効なトラフィックの問題」とは何か

ポリシーセンターを確認すると、
下記のように表示されていました。

Googleアドセンス 無効なトラフィックの問題

この「無効なトラフィックの問題」により制限されていることが分かりました。

ですが、この無効なトラフィックが何かという点については
何も記載されていません。

アドセンスの審査のように、
何が理由で不合格なのかが分からないのと似ていますね。
(記事▶Googleアドセンス審査通過のために 私が実際に行った対策について

この無効なトラフィックですが、

・自己クリックをしてしまった可能性
・友人や家族などにお願いをしてクリックをしてもらった可能性
・同じ人が何度もクリックしている可能性
・「こちらの広告をクリックしてください」などの文言を記載し誘導した可能性

こうしたことが原因で、広告配信制限される可能性があるようです。
Googleアドセンスヘルプページにも同様のことが記載されていました。

Googleアドセンス 広告表示制限
(引用元:Googleアドセンスヘルプ 無効なクリックとインプレッション

では、どうすればよいか
についてですが、
Googleからのメールにこのような記載がありました。

お客様の広告トラフィックが AdSense プログラム ポリシーに準拠するよう、
お早めのご対応をおすすめいたします。

ということは、
上記の可能性に該当するであろう原因を見つけ、
Googleに報告することが解決策になると思われます。

では、どのように原因を見つけたらよいかについて
次に解説いたします。

無効なトラフィックとなった原因を見つける

原因の見つけ方ですが、2通りあります。

・Googleアドセンスの「レポート」を調べる
・Googleアナリティクスを調べる

まずは、Googleアドセンスの「レポート」から調べる方法をご紹介いたします。

Googleアドセンスにログイン後、
「レポート」をクリックします。


レポートが表示されますので、
・表示を「過去30日間」選択
・グラフ表示より「クリック率」「クリック回数」を選択

広告表示制限

このようなグラフが表示されます。

いつもよりクリック数、クリック率が多い日をチェックします。
この日に無効なクリックが発生している可能性が高そうです。

こちらのグラフは、
Googleへのレポート提出の際に使用しますので、
スクリーンショットを残しておくことをオススメします。

こちらのグラフの下にも
クリック数などが表示された表が表示されていますので、
こちらも併せて確認しましょう。

続いて、
Googleアナリティクスの確認方法をご紹介いたします。

Googleアナリティクスにログインします。

Google アナリティクス 4(GA4)プロパティに移行している方と、
まだ移行していない方とで表示設定の方法が変わってくるかと思いますので、
何が確認したら良いかを簡単に記載いたします。

・アドセンス広告のクリック数
・1つの広告に対してのクリック数(CTR)が高い日
・どの地域からのアクセスが多いか
(自己クリックがないかをアクセス地域で確認できます)

これらを確認し、
異常なクリックと思われるものを確認します。

私の場合、
とある地域からのアクセスが異常にCTR値が高かったので、
こちらが原因であると推測されます。

「無効なクリックの連絡フォーム」から報告しよう

では、原因をGoogleへ報告します。
報告は「無効なクリックの連絡フォーム」から行います。

広告表示制限

・氏名:フルネームを入力
・メールアドレス:Googleアドセンスに登録しているgmailアドレスを入力
・サイト運営者ID:パブリッシャーIDを入力
pub-●●●●の数字の部分のみ記入します (“pub-“の入力は不要)
※Googleアドセンスのアカウント情報より確認できます。
・広告コードが表示されているURL:サイトのURLを入力

 

次に、「トピック」「日付」を選択するようになっていますので、
トピックは「アカウントで発生する通常とは異なる動作をレポートする」を選択し、
日付は
異常なクリックがあったと思われる日を入力します。

「無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分」に
原因と思われる内容を入力していきます。

例文などは、
Googleアドセンス 広告表示制限 例文と検索すると
いくつか出てきましたので、
そちらを参考にしてみてください。

「不正な操作の原因と考えられる疑わしい IP アドレス、参照 URL、リクエストに関して、
お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルのトラフィックログや
レポートのデータをご記入ください。」の欄には、
GoogleアナリティクスおよびGoogleアドセンスにて調べたレポートの
スクリーンショットをGoogleドライブへ保存し、
共有できるようにしておきましょう。

送信ボタンをクリックし、完了です。


このような画面に切り替わったら、送信完了です。
あとは広告が表示されるのを待ちます。

大体、2週間~1ヶ月、または1ヶ月以上で回復するようですが、
3、4日で回復した方も中にはいるようです。
私の場合は、3週間程度で回復しました。


以上、
Googleアドセンスの広告配信制限についてまとめました。