【入院体験記】出産後1ヶ月で乳腺炎悪化し入院した話≪後編≫

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乳腺炎が悪化し入院した話≪前編≫は読んでいただけましたか?

【入院体験記】出産後1ヶ月で乳腺炎悪化し入院した話≪前編≫

後編では、
入院中の生活や退院までのこと、
退院後の経過、気になる入院費について書いていきます。

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入院が決まった

入院が決まり、真っ先に考えたのは
出産してまだ間もない我が子のことでした。
炎症値が下がらなければ退院ができないため
入院期間もどのくらいになるのか分からない状況でした。

私の不調による入院だったため、母子入院が難しく、
夫にお願いすることができなかったため、
実母にお願いしました。
この間、弟夫婦もお手伝いに来てくれたりなど
母のサポートもお願いできました。

私の場合は実母にお願いできましたが、
お願いできる人が周りにいない場合は
ファミリーサポートやベビーシッターの利用、
役所への相談などの手段を取らなければならないそうです。

ひとつめの心配はクリアできました。

ふたつめの心配は、我が子との面会時間です。
5類に移行したとは言え、面会時間も午後からの15分のみ。
こちらに関しては、担当医と看護師の方々のおかげで
「乳腺炎の治療の一環での授乳のための面会」
として、特別に面会時間や回数を増やしてくださいました。
全然会えないわけではなかったので、ひとまずクリアとしておきます。

そして、気になっていた病室についてです。
40度台の発熱が長く続いており、いつ下がるかもわからなかったため
個室での入院となりました。
仕方ないとは言え、お財布が痛いなぁなどと考えてしまいました。

乳腺炎による発熱で間違いなかったのですが入院前のコロナ検査を行いました。
噂に聞いていた「鼻の奥をグリグリされて痛い」あの検査です。
熱で朦朧としていたとは言え、若干ビビっていましたが、
熱のおかげか全く痛みも違和感も感じませんでした。
検査の結果は陰性。
熱も高かったため、
別の理由だったりするのでは?という心配もクリアになりました。

そして、入院生活が始まりました。

入院生活

入院が午後からだったのですが、
病室に着き、パジャマに着替えてから
抗生剤の点滴が開始されました。

1日2回の朝と夜、
フルマリンが1日2回、
ヴィーンD輸液が1日1回の点滴でした。
このフルマリンというのがおそらく抗生剤だと思われます。

フルマリンの点滴時間自体は平均20分~40分くらいと記憶しています。
ヴィーンD輸液が結構時間がかかり、
点滴セットを引きながら
お手洗いに行ったりなどの移動が最初は慣れませんでした。

入院中も3時間置きの搾乳は続けていましたが、
初日、2日目、3日目と熱も下がらず
胸の痛みも引くことなく、しんどい時間がしばらく続きました。
なかなか食欲も戻らず、
おかゆとみそ汁など柔らかいものを流し込むように食べていました。
早く熱を下げたい一心で、
2Lのお水とゼリーを差し入れでお願いしていました。

体調面もですが、精神的にも参っていました。

入院した病棟が婦人科と小児科が一緒になっていたため、
黄疸治療や病気で入院している新生児の泣き声が聞こえるたびに
我が子を思い涙が止まりませんでした。
ずっとスマホで子供の写真を眺めていました。

入院3日目、
血液検査とエコー検査、乳腺外科医の診察が行われました。
入院初日から
39度、38度台だった熱もやっと37度台まで下がりましたが
炎症値はまだまだ高く、退院までもう少しかかるかもという説明を受けました。
エコー検査で診てもらいましたが、膿の跡が数箇所点在していました。
抗生剤で順調に膿が小さくなってきていることが見受けられたため
切開などの手術は行わず引き続き点滴治療を行うことになりました。
結局、退院日まで胸の痛みは治まりませんでしたが
痛みが徐々に和らいでいく実感はありました。

抗生剤の効き目の判断が3日毎のようで、
次の血液検査が入院6日目。
この日の血液検査で炎症値が下がっていたら午後には退院とのことでした。

37度台の熱は退院まで続きましたが、
6日目の血液検査で炎症値が下がっていたため退院することができました。

入院中に決意したこと

2度目の乳腺炎になった際に、夫と話し合っていたことがあります。

「次に乳腺炎になったら母乳を止めよう」

2人で話し合って決めたことではあったのですが、
私の気持ちがなかなか定まりませんでした。

母乳育児にこだわりがあったわけではないのです。
ただ、おっぱいを吸う子供の顔が愛おしく、
この顔が見れなくなるのか・・・という寂しさが心のどこかにありました。

そんな矢先の入院。
入院になったことで
「こんなことで入院し子供に会えなくなるのは嫌だ」と強く感じ、
母乳を止めることを改めて決意しました。

退院日に担当医に意思を伝え、
薬が処方されました。

ファイザー株式会社
カバサール 1mg

一般名はカベルゴリンとも言われています。
パーキンソン病や不妊治療でも使用されている薬で、「カバサール 不妊」などで検索すると
実際に服用している方の投稿もいくつか見られます。

こちらを処方された際に言われたことは、以下の3点でした。

  1. 服用後は搾乳も授乳も一切禁止
  2. 2日程度で母乳が出なくなる
  3. スコンと軽くなる。

退院日に最後、搾乳と授乳をさせて、翌日に服用しようと決めました。

カバサールを服用した

前日、授乳も搾乳も悔いなくしっかり行い、
翌朝、朝食後に服用しました。

その後特に変わった様子もなく、1日何事もなく過ごせていました。

ところが、
夜中に差し掛かるころ、両胸の激痛で目が覚め、
胸を見てみると、母乳が下着に染み付くほど出てきており、
赤く腫れ、熱を持ちパンパンに腫れていました。

もう母乳を与えないため、処方されていた痛み止めを服用し、
両胸ともにクーリングを施しました。

それでも一向に胸の痛みと腫れは治まりませんでした。
限界に達したため、助産院へ連絡し指示を仰いだところ、
「軽く絞るくらいは問題ない」
「とにかく冷やして腫れが治まるのを待つこと」
「痛み止めの服用は問題ない」
と以上のことを言われたため、とにかく信じてクーリングを続けました。

ひどい痛みは服用後3日続き、
ズキズキとした痛みは結局1週間続きました。

そして母乳が完全に止まったのは、服用後10日経過した頃でした。

乳腺炎との闘いが幕を閉じた

こうして、
産後1ヶ月半に渡る乳腺炎との闘いが終わりました。

今はミルク1本ですが、
結果的に母乳を止める決断をして良かったと思っています。
母乳を止めてから、体調がみるみる改善していき、
体調がよくなったことで、気持ちに少し余裕ができ、
何とか毎日過ごせるようになりました。

産後直後からの体調不良、大きなストレス、そして乳腺炎。
ずっと体調の良い日がない毎日から遂に開放されました。

これは私にとって非常に良いことでした。

今でも、母乳育児されている方が羨ましく感じることもありますが、
私自身の体調には代えられません。
入院中、看護師さんたちから
「お母さんの代わりは誰にもできないんだから、
お母さんが無理なく楽しく過ごせる育児ができる決断をした方がいい」
「母乳が絶対じゃない。ミルクですくすく育つ子はたくさんいる。」
「初乳をしっかりあげられて、今まで頑張ってきたんだから誰にも責める権利ない。
本当によく頑張ってきたと思う。だから自分を責めないで。」
このような温かい言葉をたくさんいただきました。

この言葉は
私だけに向けられた言葉ではなく
乳腺炎で悩んでいるお母さんや体調不良で悩んでいるお母さん
みんなへの言葉だと思っています。


前編、後編と続いた入院体験記は以上になります。

これから更にわが子は成長し、目が離せなくなります。
今後は子供の成長記録や
育児中に購入した便利グッズなども紹介できたらと思っています。